死産したので骨盤矯正をする。
去年まではほとんどそのような方はいらっしゃいませんでしたが、今年にはいって五名ほど死産の後のケアとして骨盤矯正を受けにいらっしゃいました。
次の妊娠の為に骨盤をしっかり整えて望むという事ですが、私はこの場合骨盤矯正はそれほど回数は必要ないと思っています。
以前「産後は骨盤矯正か整体か」というブログも書いてあるのでそちらもご覧ください。
このホームページを読んでちゃんと私に相談してくれれば対応させて頂きますが、ただ骨盤矯正だけをすればそれでいいと思っているのなら、多分次も出産まで届かず失敗するのだろうと思います。
骨盤矯正はなるべく妊娠前の骨盤に戻す事を目的としていますのでその状態にもどったとしても流産・死産した場合は妊娠・出産しやすい身体になったわけではないからです。
もっとわかり易く書けば、骨盤が元に戻っても以前の妊娠し難い、または流産しやすい身体に戻っただけという事です。ここが大きなポイントです。
死産する方は妊娠はするけど続かないと口をそろえておっしゃいますが、私からすればどっちも同じ事で、妊娠しても死産するのならそれは最初から生まれるべく妊娠していないという事だと思っています。最初から生まれてこない命です。
鼓動もあり確かに存在した命ですがこの世に出るまで耐えられない命であり育てきれない身体だったのではないでしょうか。
身体の中が一体どのようになっているのかは、花が咲いたり作物がどれだけ育っているかのように目で確認することはできません。
整体はその見えないものを感じ取りながら身体を整えていき、いい方向にかえていきます。
実際は何回も何回も整体をしながら微妙な普段からの違いを感じ、
ああ、ここがいい風に変わったとか施術者がそれを感じていくことにより結果がでることにつなげていきます。
だから普通に骨盤矯正をしただけでは次の妊娠・出産には繋がりませんのでしっかり整体をしていく事が大切です。
※このページは追記・書き直しもあると思います。
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