整体は最小で最大

整体は必要にして最小だけを手当てしていきます。時間をサービスして長く整体をすればするほど整体の意味はなくなります。

 

リラクゼーション出身・サービス精神旺盛の整体師だと整体本来の意味を忘れ、もみほぐしのように時間をかけてしまう事がありがちが、実際はサービスどころかとんでもない間違いを犯している事になります。

 

私自身が整体をしている時は時間をサービスなんて事はありませんが、気の通りが悪い場合は少し時間オーバーもありますから、厳密には時間というものは何分と決められないものです。

 

こんな事から整体はプロにはできないと言われています。

医者や国家資格者として生計を立てている人達には"稼げない奉仕的な仕事"である整体は数をこなせない上に時間単価が低いので向いていないとして、野口氏も後年はプロに教える事をしなかったそうです。

 

しかし二宮整体では医師・看護師から接骨院・鍼灸院・カイロプラクターなどの治療院をしている人まで勉強に来ている整体なので、結局はプロに教えてしまっています。 汗

 

門を広く開けて、来るもの拒まず去る者追わずの姿勢で、多くの人に整体を広めたいということでこのようなやり方になっているようです。

 

かなり横道にはずれましたが、整体というものは時間はむやみに長くしない事だけをわかって頂きたい。短いのがいいという場合もあれば長いほうがいい場合もあるので決して時間が短い整体だけがベストの選択であるわけでもありません。

またその人その人によって良い整体・合う整体は違いますので色々と試されるべきだと思います。

 

整体の心・技術に関しましても、まだ自分が気づいていない事も多くありますので向上していくよう努めていきます。