変な姿勢で寝ても寝違えにはならない

寝違えになった人で、変な姿勢で寝たからだとか、昨日布団でなくてソファーで寝たからだとかいう人がいますが、整体的な観点ではどんな姿勢で寝ても寝違えにはなりません。

 

どんなやばい姿勢で寝ても人間は寝相によって無意識の中で首を保護しようとする働きがあるので寝違えにはなりません。

 

枕の高さを丁度いい具合に合わすのは基本中の基本ですが、たとえ最適な枕であっても寝違えにはなります。

あれ?どんな姿勢でも寝違えにはならないって言っているのにベストな枕使っても寝違えるってどうゆう事?あくまでも負担が減るだけの話です。

 

首は精神の状態が比較的表われやすい場所で考え事やストレスがあると首が硬くなり柔軟性を失って寝違えになります。

実際よく寝違えになる人とほとんど寝違えにならない人に分けられ、

よく寝違えになる人は神経質・細かい・口うるさい・黙っている時でもいつも腹を立てている・潔癖症・消極的・内向的・体力がない等。

 

ほとんど寝違えにならないけどたまたま寝違えてしまった人はその逆です。たまたま首の疲れや運動により負荷がかかってたまたま寝違えただけです。例外として不摂生がたまっている人は首に異常がでます。

 

だからよく寝違えるという人は自分の性格を考えてみて下さい。

いつも元気がよく、人付き合いのいい人は寝違えになる人はほとんどいないはずです。

 

枕をベストな状態にして使い方もしっかりとすれば寝違えの頻度はそこそこ抑える事はできますが、それでも根本的な寝違え体質を変えることはできません。

 

生まれ持った性格が一番の原因なので、後からできることといえばもうそれは呼吸を整えるのが一番でしょう。

普段から気がついたら呼吸。寝る前に呼吸です。呼吸は意識してするものではないですが初動として呼吸を整えておけばそのまま整った呼吸は続いていきます。

 

 

そしてが私が一番気になるのは女性の首です。

首は生殖器と強く関係性があるので慢性的に首が痛かったりこっていたりすると甲状腺の働きも悪くなりますし、不妊などの婦人科系のトラブルにも繋がっていき、首の異常はそのまま自律神経の異常にもなるので更年期のようなとらえどころのない不調にもなります。

 

とにかく寝違いが何度も続くとそのまま首はおかしくなって何をしても治らなくなります。それは自業自得とも言えますので気がついたら早めに対処をするべきです。