腰痛と性格

いつも腰が痛い場合は腰が原因として考える腰痛と性格が原因として起こる腰痛とに分けて考えます。

 

腰だけが原因ならば手技・技術で腰痛に対すればいいですが、性格により腰痛になっているならば、手技だけでは回復見込みはありません。

 

実は治らない腰痛の多くは性格によるものです。そして腰痛を訴える人に共通するのは、主に腰痛が強く症状としてあらわれているだけで他にも色々と自律神経的な不調を感じているはずです。

 

首の施術体液循環の施術でも症状を軽減したりする事は可能ですが、それは主に身体に対してであり。性格面=心に対しての施術ではありません。

精神的ストレスやうつ症状そしてパニック障害までも整体で改善している例はたくさんありますが、性格を直接施術によって変えるのは至難の技であると思います。

 

もし受け手側が施術者の対応や整体の考え方に共感し日々の生活も素直に聞き入れるならば、性格という根本が変わり世界が変わる事自体ありえますが、それも素直さがある場合のみになりますが。

 

女性は誰かに直接弱音を吐く事はありませんが、男性はよく弱音を吐きます。その弱音を吐く男性は必ずといっていいほど腰痛持ちです。

腰は人にとって一番弱い部分でもあるのでまず心のはけ口として腰に痛みを感じるようになります。(自律神経の冷えが腰にでる)

順番としては腰の痛みが強くなるにつれて、やる気が無い・文句が多くなるといった順番です。

先に腰が痛くなるから性格が腰痛に関係しているとはなかなか気がつかないのです。

 

気をつけなければならないのは腰に問題があって腰痛になっている場合です。腰痛が長くなれば性格に関係なく自律神経失調のような症状があらわれてきます。骨盤には仙骨という骨がありますが、その骨が身体のバランスだけでなく脳に対しても影響を与え、心身症を引き起こしてしまいます。

そのためにも性格とは関係なしにとりあえずは腰痛に対しての治療なんなりをする必要があるのです。

 

整体は治療とは違い、その場で痛みを消すことはできません。

腰が痛い、肩がこるといった事は良い悪いも含めて生きている事ですから普段見ている先を変える事からはじめれば腰痛も軽くなってくるかもしれません。