腰が入らない

今店舗の模様替えをちょこちょことしています。

早く完成させてしまいたいですが、1度動かすと数時間かかってしまうのでなかなか本腰とはいきません。

 

整体の施術はベッドでしていますが、整体本来の施術は床の上です。

背中への押圧は相手の背中をまたぎ、脚を大きく開いて行ないますので、床の上が当然好ましく、いつかは店舗内に畳三畳のスペースをつくりその上で操法を行いたかったのですが、この模様替えでも実現できそうにはありません。

 

ベッドの上と床では整体をする上ではっきりとした違いがあります。

それは腰に力が入らない。強いていえば丹田に力が入りにくいという大きな欠点があります。

これは強い力が入らないという意味ではなくて、強い気が入りにくいということです。

経験がないとぬるい気になります。

さすがに何年もベッドで施術していますから、ほぼいい感じに整体はできていますので安心して受けてもらえるレベルにはなっています。

 

あと、この仕事をしていると時々同業者がやってきます。それは純粋に身体をみてもらうためでなく調査目的です。私は調査目的が一ミリでも心にあるのならばまともな操法はいたしません。

私の心が狭いため、どうしても本気でしたくないというのがあります。

技術は生涯かかって成長するので盗まれる心配は全くありませんが、ただできもしないのに真似をされるかもしれないのが嫌なんです。

同業者は一目、一言交わしただけで解ります。

だから整体はせずに、以前スクールで習ったリラクゼーションだけのもみほぐしをするようにしています。本当ならば腰を入れてズバッと整体をすればいいだけですが、心が狭いなあ~・・・。

 

あと気になっているのはホームページに写真が少ない。

整体なのでインターネットでのフリー素材がありません。

自分で撮ろうにも相手がいて撮る人も必要になります。タイマーを使って撮るという方法になると腰が入らずに変なところに力が入ったすごく不自然な写真になってしまいます。

言葉でいくら判り易く書いても写真があれば一目瞭然ですので写真は重要だと思っています。