整体の役割はマッチ。でも自分で火を消す

 

何のことかと申しますと、カラダがロウソクだと例えて火が点った状態が元気な状態としますと、私の役目はマッチという事になります。

 

マッチで火が付いたとしてもそれを消してしまう人がいます。

 

燃えにくくしたり、付きにくくしたり、芯を隠してしまうなど。

 

体や精神が病んでいるのには理由があり、病まざるをえない訳もあります。その人のためにはその方が都合がいい場合もあります。

 

調子が悪い、医者に行く、薬をもらう、薬を飲む。

 

良くなるために薬を飲みますが、実は病気のままがいい。

 

そんな場合もあるのです。

 

病院に行く。整体に行く。でもよくならない。

 

楽にはなりたいけれど、治りたくない。

 

なぜなら、逃げ道がなくなってしまうから。

 

誰かのための言い訳ではなくて、自分への言い訳でもあったりします。

 

理想や夢をもとめたり、自分はもうダメだと思ったり、ダラダラと生きていたり。そんな人は自分から燃えようとしません。

 

変なことを書きましたが、整体をしているとよくあることです。

 

と、いいましてもすぐには良くならない方がいい時もあったりします。

 

 

私は燃えカスになるまで燃えて、何も残らなくなるまで燃えて満足するまでやりきったと思えることこそが生き抜いた証だと考えています。