整体操法は自分で身体を見つめ・感じ・改める事が必要になります。
不眠で毎日まとまって眠る事ができない場合では、整体の手技としては骨盤の調整と頭部の調整、腹部の調整になります。
それでいいのかといえばそれでは半分しかできておらず、後の半分は自分でやってもらう事になります。
整体ではこれまで多くの人を視てきましたが「整体」を理解して受けにきた人は、これまでお一人もおりません。
金沢市だけではなく北陸全体でも整体をしている整体院がほとんどないのと、金沢の人が整体に対しての興味が非常に薄いのが原因だと思います。
正式な整体を受けた事がある人も何名かいましたが、そんな人達でも整体を理解しているのではなくて、受けた事があるという感じでした。
整体の師匠クラスになると整体は数分しかしません。たったの数分しか時間をかけない・かからない。
余計な時間をかければかけるほど整体の技術は未熟で、効かない整体をしている事になります。風呂に入りながらお灸をするようなものです。
整体を知らない人がそのような幾らすごいと評判の整体を体験したとしても身体が変わる事があるのかといえば疑問です。
しかし整体を理解さえしていればその効果は絶大なものとなります。
そしてその整体を受けた事を感謝し大事にします。
読み物として一番整体を理解するのに適しているのが 風邪の効用 (ちくま文庫)です。
一見地味な本ですが、書店に行けば大体置いてあります。
これを読めば整体とは何なのかをほとんど理解できますので、整体で身体を整えたい方はぜひというより、必ず読んでおいてほしい本になります。こういった本はたくさんありイラストを交えたものであったり症状別に対処法がかいてあるものであったりと様々なものがあります。
整体では主に後頭骨・首・背中・骨盤・腹部の調整をします。
整体のやり方は整体師が100人いれば100人違います。
100人の似顔絵師がいれば100人みんな違う似顔絵を書くように整体も違います。
性格・経験などにより個人単体での技術変化もありますので同じわけがありません。
背中に関しては一側・二側・三側・(四側)に対して気を送ります。
私の場合は直接椎骨を痛く無いように捉えて緊張を解きます。
正統で伝統的な整体では親指以外の四指で周りを引き寄せるようにしながら親指をふわっと処に置きます。それは押すという表現とは全く違う寄せぴたーっという表現が合っていますが全然圧痛などは感じない押さえ方になります。
ですが私の整体では寄せぴたはほとんどしません。なぜならば整体としての理解度がないので、それでは効かないからです。
受け手側の「何してんの?」という不満な感情の方が強くなるので時期がくるまでやる訳にはいかないという事です。その時期というのは整体が何なのかと理解できた時であるので、最後の最後まで寄せぴたのない整体をすることになります。
ではそれでは効かないんじゃないか?と思われるでしょう。ですがそうでもありません。十分身体はいい様に変わります。結果がでなければ流石に私も整体という仕事を続けていられませんので、その後の経過をみての上での私なりの整体操法です。
整体概要と書きましたが、ただ思ったことをそのまま前後のつながりも考えずに書いただけです。大体いつもこんな感じで書きますのでわかり難いと思いますが、ぜひお付き合いください。
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